Ubuntu16.04ltsにpyrafを導入する

pyrafはirafのタスクをpythonから呼び出すことができるものです。
irafだとxgtermでコマンドライン入力だったのが
GUI入力にできたりします。

irafとds9はすでに導入済みであるという前提で進めます。

pyrafに必要なパッケージはgitとXlib.hです。
またpythonの開発用パッケージも入れておくとよいでしょう。
$ sudo apt install python3-pip python3-dev

$ sudo apt install python-pip python-dev

gitはターミナル上で
$sudo apt-get install git
$sudo apt-get install gitk
こんな感じで入れてください。

Xlib.hは
$sudo apt install libx11-dev
としてください。
(Xlib.hはエラーが出なければいいのかなあ。私はエラーが出たので入れました。)

ここまで出来たら
$sudo pip install PyRAF
としてインストール開始。
何もなければ
Successfully installed PyRAF-2.1.15
というメッセージがターミナル上で表示されるはず。

シンボリックリンクを貼りたかったりする場合は
を参考にしてみてください。

ついでに
pyfits, numpy, matplotlib, pyds9, aplpy
をそろえておく。
numpyとmatplotlibは
$sudo apt-get install python-pip python-numpy python-matplotlib
とすれば簡単に入れることができる。

pyfits, aplpyはpipで簡単に入れることができる。
$sudo pip install pyfits
$sudo pip install aplpy

pyds9は公式サイトにgithubのリンクが張ってある。
Welcome to pyds9’s documentation! — pyds9 1.7 documentation
githubのREADMEを読むとpipでいけると書いてあったがいけなかったので
$sudo apt install libxt-dev
としてから
$pip install --upgrade --user pyds9
とするとインストールに成功した。
これで環境構築は大体終了・・・?

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